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久しぶりの更新

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更新が遅れました。

おわらの期間中、店を出してる方々のお手伝いに入って、その後は私がメンバーを務めるNPOの仕事が立て込んで…言い訳にもならないのですが、結構バタバタしてました。

いや、まだ結構バタバタしてます。

それにもかかわらず、ファボーレで映画を見てきました。原田芳雄さんの遺作「大鹿村騒動記」です。原田さんは勿論の事、大楠道代、石橋蓮司、岸部一徳、三国連太郎、佐藤浩市、松たか子などなど、40年ほど前から現在まで日本映画を牽引し続けている錚々たる出演陣です!

阪本順治監督の力量も加わって、このメンバーが見事に飄々とした演技を繰り広げるのです。

鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」ファンなら原田さんと大楠さんのやり取りに自分の年齢を重ねる人も多いでしょう。

ただ、この映画は、そうした懐古趣味を越えて楽しく仕上がっています。

公開から2ヶ月遅れで富山にやって来た心温まる小品は、ぜひお見逃しなく!

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今度はセミナー!

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新聞の写真が続いてすみません。
9月3日午後1時30分から北日本新聞越中座で「噂の節約セミナー」が開かれます。

私は、司会とトークショーの聞き手を務めます。

講師は、家計デトックスアドバイザーの政橋奈保美さんです。思うように収入が増えない時代、ただ単にお金を遣わない「節約」では気分も滅入ってしまいます。そこで支出の見直しをして賢く節約出来る裏ワザを紹介しようと言う訳です。
ちょうど住宅取得に最適なローン「フラット35S」の金利引き下げが終わろうか、と言う今こそ、少ない資金でも家を建てるチャンスでもあるのです。

皆さんがよく使うカードを利用した節約術から住宅取得の賢いローンの選び方までお教えいたします。

参加は無料でセミナーの後は、これも無料の相談会も設けられます。

事前に整理券をお送りしますので、今朝26日の北日本新聞社会面の下のお知らせを見て申し込んでください!
先日打ち合わせをしたのですが、わたしもタメになりました!

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義仲と巴

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皆さんは、平安時代末期の武将、木曽義仲と巴御前の事をどれくらい御存知ですか?

今、富山県が、倶利伽羅合戦で知られる、この二人の物語をNHK大河ドラマにと、強力にプッシュしています。

それに合わせた訳ではないのですが、私が所属するNPOエフサイトでは、県内の高校放送部を中心に「義仲と巴」の朗読劇を企画しました。

今回、倶利伽羅峠や埴生八幡宮などゆかりの場所が多い小矢部市と、尼になった巴御前が91才まで過ごしたという南砺市福光を「史跡見学バスツアー」として見て回りました。

高校生たちは、遠足気分ではありましたが、普段あまり接する事のない「地元の歴史」に触れ、感じるところがあったようです。

特に、熱く説明をして下さった小矢部市役所の船見さん、そして福光で巴御前研究を続けている得能(とくのう)さんの人柄に魅了されたようです。

結局、「歴史を作るのも人、歴史を伝えるのも人」なんですね!

半年後には朗読劇が発表できるよう我々も頑張ります!

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講座始めます!!

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8月11日、16日の富山新聞をご覧ください!
富山新聞文化センター高岡スタジオで「相本芳彦のスピーチ&コミュニケーション入門」と題した講座が始まります。

言葉が氾濫するネット社会だからこそ、自分自身の言葉の力を底上げしなければなりません。
平日の午前中の講座のため、主婦や自営業の方、学生さんが中心になるかなと思いますが、興味のある方は、うまくやりくりして参加してみて下さい。

間違いなく、話す事に自信が持てるようになりますから!

スタートは9月15日、以降は第一、第三木曜となります。

お問い合わせは、0766-26-7000、富山新聞文化センター高岡スタジオまで、お願いします!

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戸隠旅行

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一泊二日で長野の戸隠に行って来ました。
写真には写っていませんが、さすがにお盆シーズンだけあって全国から観光客が来てました。
今回はウチの上の娘が選んだのですが、パワースポットに興味津々の私としては、行ってみたいリストの上位にあったのです!

戸隠神社は、加賀前田家の金沢と、家康が祀られている日光東照宮との中間点にあって、特別の役割を果たしている…と、私は考えています。

これはまた、パワースポット巡りが再開された時にでもお話し出来ればと思います。

さて、旅の楽しみは、土地の「食」でもあります!
戸隠と言えば、ソバ!
留守番の息子達には申し訳ないのですが、家族4人でたっぷりと楽しんで来ました!

「天の岩戸」が飛んできて山になったという戸隠の語源に因んだ「岩戸屋」さんと言うそば屋に入ったのですが、ボリュームたっぷりのソバがき、冷水でキュッとしまったザルソバ、どれも満足のいくものでした!
ごちそうさまです!!

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漆が創る祈りの日本

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東京芸大の三田村教授と高岡関野神社の酒井禰宜が企画したツアー「漆が創る、祈りの日本」の座談会の司会をしました。

参加者は首都圏の、いわゆる教養富裕層の皆さんです。

輪島、金沢、高岡、と加越能の伝統工芸と信仰に触れる旅です。

高岡では螺鈿細工の体験も行いました。
写真は、その時の模様です。
いい年(失礼!)をした皆さんが夏休みの宿題を教わる小学生のように楽しく真剣に学んでいました。

新幹線開通まであとわずか…民間が提案する「滞在体験型観光」の良き一例となるのではないでしょうか。

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パワースポット巡り!

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今朝(6/17)の富山新聞、石川では北國新聞をご覧頂けましたか?
「パワースポットでめぐる加賀藩」と言うタイトルでバスツアーの広告が載っています…これが私の提案した企画なんです。

昨今はパワースポット巡りが大人気ですが、旧加賀藩内にも藩の発展を促すための仕掛けが張り巡らされていました。
どれも有名な神社なのですが、地理上の不思議な結び付きを知れば、誰しもが納得せずにはいられない…そんな符合があるのです。

7/2の「利長コース」は夏至のレイラインを構成する数々の八幡社。
7/3の「利家コース」は加賀藩どころか、日本を貫く有名神社のラインを辿ります。

しかも3日は「風水先生」こと荒俣宏さんをスペシャルゲストに迎え、しいのき迎賓館(旧石川県庁)でトークショーを開催します!!

もちろん二日間ともナビゲーターはわたしが務めます。

改めて、加賀藩のスケールの大きさを感じてみませんか?

お問い合わせは、ほっこく観光、076-263-3565へ!
ホームページからも申し込めますよ!

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いいものを見ました

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ずっと待っていた映画が、ようやく富山に来ました!
コーエン兄弟が監督した西部劇「トゥルーグリット」です…首都圏では3月半ばに公開されていたので、待ちきれずに「キネマ旬報」の特集を読んだり、ジョン・ウェインがアカデミー賞を獲った同一原作の「勇気ある追跡」をDVDで見直したり…それはそれは、待ち焦がれておりました…。

そして公開初日の今日、さっそくファボーレで見てきました。

いやあー良かった!!
西部劇などのジャンルを超えて一本の映画として極上の部類に入ります!

「勇気ある追跡」のリメイクではなく、純粋に小説「トゥルーグリット」の映画化であるというコーエン兄弟のコメントに違わぬ作品だと思います。
父の復讐のため14歳の少女が凄腕保安官を金で雇う。そして壮絶なガンファイトの果て、目的を果たす。
J・ウェイン作品も同じストーリーなのですが、やはりウェインにアカデミー賞を獲らせるための英雄譚に終始しています。
それに対して、より原作に忠実な本作は、1878年という西部開拓末期〜フロンティアの終焉〜が醸し出す悲哀と、開拓者の矜持を忘れぬ主要登場人物を描いた事が、深い余韻と感動をもたらしたのだと思います。

これ以上、くどくど書くのは野暮と言うもの…小さなスクリーンで一日2回上映しかありませんので、見落としなきよう是非早めに劇場へお出かけ下さい!!

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チンドンと善意

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大道芸でお馴染みの作芸人磨心事務所の面々が、中止になったチンドンコンクールに代わって施設の慰問と街流しを行いました!

わたしも拙いクラリネット演奏と震災義援金箱を持って協力させて頂きました。
8日、9日の街流しだけで義援金を募ったのですが、本当に沢山の方々の善意を頂戴しました。

帰ってすぐに集計したところ、総額12万2千910円!
目標の5万円を大きく上回りました!
ありがとうございます!

また、松川茶屋横でチンドンオーケストラを演奏した時に話しかけてきたおばあさんの言葉が心に残っています。
「私は富山の空襲で兄と伯父を亡くしました。毎年、復興の象徴とも云えるチンドンを楽しみにしていたのですが、今年は中止…心塞いでいましたが、今日の演奏で春が来ました!」

リーダーの作芸人磨心こと野尻博さんに伝えたところ「やって良かった!」と感慨ひとしおでした。

みんなチンドンの音色を待ってたんですね…

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二週間

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大震災から二週間、日々戦い続けている方々に心よりの敬意と声援を送ります!
さてジャーナリズムの端っこにしがみついている者として、いま起きている事象に的確な指摘をしているメディアや発言者はいるのだろうかと、可能な限り見聞してみました。

もちろん私見ですが、簡潔にして分かりやすかったのは「週刊ポスト」4/1号の内田樹氏(神戸女学院大教授)の「安全なところにいるもののふるまい方」でした。基本は「否定的なことばを抑制すべきだ」と云うものですが、ここは是非、雑誌を買って読んでみて下さい!

もう一つ、3/24の富山新聞(間違いなく北國新聞も)の記事、金沢経済同友会の飛田代表幹事のことば…「〜過度な自粛は慎むべきであり、被災しなかった地域まで過度な自粛をすれば日本経済全体が停電してしまう」が印象に残りました。

人によって考え方は様々でしょうが、私は、このお二方の言葉がストンと胸に入ったのです。

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